Thursday, September 06, 2007

スクアレン(スクワレン)とコレステロール・・11


 コレステロール合成 & 代謝とスクアレン(スクワレン、suqualene)・・6・・スクアレンによる血中コレステロール値の上昇・・2・・スクアレン摂取量増加と血中コレステロール値の上昇

 低コレステロールとして、血中総コレステロール値(TCH,mg/dl)の改善が必要となるレベルは、既に取り上げました、大櫛グループによる「コレステロール治療ガイドライン 2006.03」(検査値と病気 間違いだらけの診断基準・太田出版)にありますように、TCH<180、LDL-C<100となります。

 しかし、TCH<200で、低コレステロール化に伴なった死亡率の増加が認められるようになります

 低コレステロールの改善が必要レベルとして、心筋梗塞や虚血性心疾患の既往がない人では、TCH<200となると言えます。

 私どもの統計的なスクアレン(スクワレン)摂取によるTCHの改善レベルは、スクアレン摂取量との関係を紹介しますと以下の如くの上昇が得られます

 スクアレン(スクワレン)摂取量が、一日135mgで4週間続けますと、TCH上昇%は、わずかで、2~3%にすぎません

 しかし、一日摂取量が、300mgとなりますと、4週間のTCH上昇%は、5%前後となります。

 更に、スクアレン(スクワレン)摂取量を、一日600mgに上げますて4週間続けますと、15%のTCH上昇が得られるようになります

 つまり、TCH=170の人が、スクアレン(スクワレン)の4週間摂取を続けると、TCH=195.5までの上昇が得られることになるのです

 男女のいずれにあっても、スクアレン(スクワレン)摂取による上昇は、ほぼ同様のTCHの上昇%が得られるます

 一日スクアレン(スクワレン)摂取量を上昇させますと、TCH上昇%は,更に、その上昇率は上がることになるのです

 それ故に、一日スクアレン(スクワレン)の摂取量は、TCHのレベルを考慮しながら決めるのが良いと判ります

 また、忘れてはならない注意すべきは、スクアレン(スクワレン)摂取は、その開始前には、TCH<200であることを確かめる必要があるということです
 我が「ローコレステアラームI」では、1ソフトカプセル中には、スクアレン(スクワレン)量が、300mg含まれるように調整されています

 また、スクアレン(スクワレン)摂取が、血中のコレステロール値を下げると逆を言っている商品があると聞きましたが、それは、勘違いか、何かの間違いです。


 (Dr.BEAUT・ソフィーリッチでは「動脈硬化性疾患の新たなる危険因子・・高コレステロールのよる心血管死亡を低下させる治療基準」を取り上げています)

 (楽天、ミクシイでは「素肌美障害とコレステロール値・・ステロイドホルモン・・植物エストロゲン・・大豆イソフラボン・17」を取り上げています)

 (はてな日記では『オタピー茶の湯; 日常茶飯の「こころ」・・25・・喫茶・茶の湯の始まり』を取り上げています)


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