Tuesday, June 26, 2007

低コレステロールが発症を増す疾患・・14

 自殺・事故死

 昨日(6月25日、2007年)のNHKのテレビ番組で、30歳代の管理職的立場の人達の「そう・うつ」的精神障害者が増加しており、自殺者も増えていると問題にしていました。

 既に、紹介しながら取り上げましたように、この6月15日に、政府は、「2007年版障害者白書」を発表しました。

 精神障害者は、初めて、303万人と300万人を突破したのです。

 取り分け、うつ、アルツハイマー病などの認知症の増加があるのです。

 そう・うつ病などの気分(感情)障害者では、90万人

 認知症では、高齢化社会に伴なって、15万人に及んでいます。

 そうした背景に、年間の自殺者は、遂に、3万人を越えたのです

 
 我が国の三大死因のガン、脳卒中、心臓病は、以下の如くです。

 ガン死者数は、年間30万人を越えています。

 現在、低下傾向を示す脳卒中は、脳出血と脳梗塞に分けられます。

 その内、脳出血死は、3万人脳梗塞は、9万人以下となっています。

 心筋梗塞死は、5万人ぐらいとなっています。

 
 以上より、自殺者が、三万人を越えたとの事実は、如何に、我が国の死因として、大きな位置を占めつつあることを示すものとなっていると判ります。
 

 低コレステロール血症によって、ガン死や脳出血死ともども、自殺・事故死が増すとの事実は、既に取り上げています、J-LIT臨床研究の結果にあっても、認められています

 スタチン系薬剤投与によって、ワザワザ、低コレステロールにして、その死者数を増しているのです。

 血中コレステロール値が、220~239mg/dlで、自殺・事故死者数は、最低となるのですが、180mg/dl以下となれば、三倍ぐらいの増加となっているのです。

 如何に、血中コレステロール値を、180mg/dl以下にすることが危険かということです。

 大櫛陽一著「検査値と病気 間違いだらけの診断基準」(太田書店)のp.177で、20歳以上の男女を対象にして、血中総コレステロール値は、180mg/dl以下にしないこと

 また、LDL-コレステロール値では、100mg/dl以下にしないこととあります

 

 以上の事実は、「気分(感情)障害者」も含めて、如何に、低コレステロールが危険かを示すものだと思います

 (Dr.BEAUT・ソフィーリッチでは「動脈硬化性疾患の新たなる危険因子・・BMI/肥満因子」を取り上げています)

 (楽天ブログ、ミクシイでは「素肌美障害とコレステロール代謝・・ビタミンD3」を取り上げています)

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