「健康力」の常識は変わっている・・1
思いつくままに、「健康力」となる“常識”が如何に変わるかを取り上げてみます。
・ 私が、大学医学部の学生時代、内科の教授が栄養学として、青魚などの脂肪は、質、安定も悪く、動物性脂肪摂取が良いと講義を受けてきました。
今や、不安定の要因であった不飽和脂肪酸、例えば、EPAなどが重要で、所謂、動物性脂肪は、悪の根源の如くに言われています。
・ 肥満のパラメータ・BMI(Body Mass Index)は、正常域が、18.5以上25.0未満となっています。
しかし、死亡率との関係から見ると、BMI=24最低で、22以下、及び、28以上で上昇するのです。
・ わが国の第二位、三位を占める心疾患、脳血管性疾患による年齢調整死亡率は、1970年を界として、減少を続けており、最後の調査である2005年度は最低を記録しています。
しかし、魚介類を除いた動物性脂質摂取量は、1960年以後に、その摂取量は急速に、上昇したのです。
動物性タンパク質摂取量も、同様の傾向にあります。
・ 一日摂取総カロリー量は、戦後の1946年(昭和21年)では、1,903kcalであったのが、上昇が続き、1975年をピークの2,226kcalとなり、その後は低下傾向となり、2004年どでは、1,902kcalとなり、1946年度と同様のレベルまで低下を見ています。
戦後の“やせ細った時代”の摂取カロリー量まで、低下を見ながら、今日、“肥満”が課題となっているのは、何故でしょう。
・ 動脈硬化性疾患にあって、諸悪の根源の如く取り上げられて来た血中総コレステロール値は、日本動脈硬化学会による「動脈硬化性疾患予防ガイドライン 2007年版」の診断基準から、削除、取り除かれた上に、「高脂血症」の病名までが、「脂質異常症」と変えられてしまいました。
1987年から続いてきた、今までの血中総コレステロール値・220mg/dlは、一体、如何なる意味があったのかと混乱しませんか。
血液、ドロドロとか、キャッチコピーとして、色々言われてきた表現は、健康食品、サプリメントに用いては、アイナラヌと禁止令がでるほどです。
最近、すっかり、急に、消えてしまった事に気がついていますか。
・ 動脈硬化性疾患予防として、最近、急速に登場している「メタボリックシンドローム(メタボリック症候群、代謝症候群)」は、1988年には、耐糖能異常が動脈硬化性疾患の危険因子として注目されたのです。
処が、肥満・内臓脂肪が、耐糖能異常より、上流的支配をしているとのことから、2005年の世界糖尿病学会(IDF)による診断基準では、腹囲周囲による基準を必須項目としました。
わが国では、日本肥満学会を中心とした診断基準を設けて、IDF基準と同様に、腹部周囲測定による肥満を必須条件としたのです。
しかし、その腹囲周囲基準をめっぐて、アレヤコレヤの議論を呼んでいますが、兎にも角にも、来年度からの健康診断の目玉的話題となっています。
ところうが、耐糖能異常、肥満を必須項目と変遷してきた『メタボリックシンドローム(メタボリック症候群、代謝症候群)』の診断基準は、アメリカのメタボリックシンドロームの診断基準では、モトモト、肥満は必須項目と派していませんでしたが、2006年には、今度は、腹囲周囲測定による肥満の基準は、トウトウ削除して、高感度CRPに変えるような提案がなされるに及びました。
モトモト、動脈硬化性疾患になるのは、肥満の専売特許ではなく、痩せの人のみならず、普通のBMIと言われる人たちでも誘発される事を考慮すれば、当然と言えば当然と言えます。
最近、わが国の研究者の調査として、BMIが普通以下(25未満)の人達では、糖尿病、高血圧、脂質代謝異常の危険因子の内、二つ以上の人達では、BMIが25以上のグループの人達より、死亡率が高いと報道されたのです。
つまりは、少なくとも、肥満だろうが、普通であろうが、動脈硬化性疾患による危険性は、あまり、かわりがなさそうと言えそうです。
しかし、痩せは、BMI=18.5以下では、死亡率が上昇する危険性は高まりそうです。
感染症、ガン、脳出血、自殺・事故死などによる死亡率が増加する低コレステロールを伴なう危険性と考えられそうです。
如何に、健康情報の常識は、変わるかが判ると思います。
(Dr.BEAUT・ソフィーリッチでは、 『動脈硬化性疾患は、「慢性炎症・酸化ストレス病」・・1・・動脈硬化性疾患の診断基準の変遷とその意味・・1・・血中総コレステロール値は消えた』を話題としています)
(楽天、ミクシイでは、『「脳力」は、『素肌美力」、「抗加齢力」に通ず・・5・・死亡率は、BMI=24が一番低くなる』を話題としています)
(はてな日記では、『オタピー茶の湯; 日常茶飯の「こころ」・・31・・会所の喫茶・茶の湯』を話題としています)
茶の湯文化は日本のグローカル文化で日常茶飯の総合生活文化。しかし、茶道は様式化の故に日常茶飯から遊離をしている。オタピィー茶の湯は今日的な日常茶飯にあって、ハイカルチャーとPOP-Kitschーサブカルチャとの界を紛らかす前衛性の精神を大切に茶の湯を楽しまんとするもの。 志、創意、俯瞰性を大切にする。 ローコレステアラームは低コレステロールの危険性に注目したサプリメント。 国民的な“高コレステロール病”は、高脂血症の病名は消え、脂質異常症と変わり、診断基準からコレステロール値は除外されたことにより認識を改めるべき時。低コレステロールの方が問題との話題を提起する。 オタピー茶の湯 & ロコレステアラームでは既成概念に対して、俯瞰的に茶の湯及びコレステロールについて考える。
Monday, October 29, 2007
Thursday, October 11, 2007
オタピー ラプソディー; 「脳力」で「健康力」を・・1
「脳力」は「健康力」の常識を変えている
オタピー ラプソディーで言う「健康」とは、身体的(physical)、社会的(social)、心理的(psychological)、精神・心霊的(spiritual)に良好といえる状態を意味します。
巷では、よく聞く言葉に、「健康に良い」があります。
しかし、何を意味しているかが、よく判らないことが多いのです。
WHO〈世界保健機構〉の言う、健康とは、上述した概念を意味していると思います。
それ故に、日常茶飯の会話に合って、「健康に良い」との言葉を聞いた時には、何時も、私は、「如何なる意味での健康」を話題としているかに、「脳力」を働かせることにしているのです。
日本語は、大変、美しく、素晴らしい言葉だと思います。
言葉が含む、含蓄。
会話での間。
顔での微妙な表現。
手による表現。
いずれにあっても、お互いの意思疎通に通じます。
そうした、日本文化的代表として、日本語があると思います。
しかしながら、意味不明瞭となることが、決して少なくありません。
時に、曖昧な表現によって、すれ違わせていることが少なくありません。
伝統的な日本文化と言えば、和歌、俳句、源氏物語のような小説、絵巻・漫画、日本画・浮世絵。
能、茶の湯、料理・和菓子、建築・造園、盆栽。
色々、国際的評価を得られる可能性が高い日本文化を取り上げることが出来ます。
コントのペアー・『ラーメンズ』の小林賢太郎、片桐仁の「TEXT]を観たとき、彼らは、マサニ、現代に在って、日本文化のエセンスを明確に把握した上での日本文化の創生に通ずる演技と感心しました。
ただ、伝統、伝統と表面的・形骸的な日本文化としてではなく、日本文化の創生・発信者として、芸術性を発揮する重要なグループ、人物と、注目の限りです。
しかしながら、現実は、優れた文化を内包しながら、グローカルな文化として、グローバルな評価となって、普及を見ているものは、少ないのが現実と言えます。
その一つのパラメーターは、評価の内外格差の激しさから窺うことができます。
つまり、国際基準となるような、日本文化が評価を得ているものが、あまり、多くないということです。
例えば、国内で、バカのような値段がついても、国際的には、低い値段の評価となっているものが多いことです。
国際社会にあって、GDPレベルで、世界第二位の地位に、長年君臨しながら、文化・文明的な地位・評価は高くないのは、歴史的に言って、極めて、珍しいといえます。
何故かと考える必要があります。
「健康力」とは、人が生きる森羅万象を内包します。
そこで、「能力」を磨くことによって、「健康力」を征しましょう。
(Dr.BEAUT・ソフィーリッチでは、『「能力」でメタボリックシンドロームを予防する・・1』を話題としています)
(楽天、ミクシイでは、『「脳力」は「素肌美力」、「抗加齢力」に通ず・・1』を話題としています)
(はてな日記では、『オタピー茶の湯; 日常茶飯の「こころ」・・茶礼の喫茶・・夢窓疎石』を話題としていま)
)
オタピー ラプソディーで言う「健康」とは、身体的(physical)、社会的(social)、心理的(psychological)、精神・心霊的(spiritual)に良好といえる状態を意味します。
巷では、よく聞く言葉に、「健康に良い」があります。
しかし、何を意味しているかが、よく判らないことが多いのです。
WHO〈世界保健機構〉の言う、健康とは、上述した概念を意味していると思います。
それ故に、日常茶飯の会話に合って、「健康に良い」との言葉を聞いた時には、何時も、私は、「如何なる意味での健康」を話題としているかに、「脳力」を働かせることにしているのです。
日本語は、大変、美しく、素晴らしい言葉だと思います。
言葉が含む、含蓄。
会話での間。
顔での微妙な表現。
手による表現。
いずれにあっても、お互いの意思疎通に通じます。
そうした、日本文化的代表として、日本語があると思います。
しかしながら、意味不明瞭となることが、決して少なくありません。
時に、曖昧な表現によって、すれ違わせていることが少なくありません。
伝統的な日本文化と言えば、和歌、俳句、源氏物語のような小説、絵巻・漫画、日本画・浮世絵。
能、茶の湯、料理・和菓子、建築・造園、盆栽。
色々、国際的評価を得られる可能性が高い日本文化を取り上げることが出来ます。
コントのペアー・『ラーメンズ』の小林賢太郎、片桐仁の「TEXT]を観たとき、彼らは、マサニ、現代に在って、日本文化のエセンスを明確に把握した上での日本文化の創生に通ずる演技と感心しました。
ただ、伝統、伝統と表面的・形骸的な日本文化としてではなく、日本文化の創生・発信者として、芸術性を発揮する重要なグループ、人物と、注目の限りです。
しかしながら、現実は、優れた文化を内包しながら、グローカルな文化として、グローバルな評価となって、普及を見ているものは、少ないのが現実と言えます。
その一つのパラメーターは、評価の内外格差の激しさから窺うことができます。
つまり、国際基準となるような、日本文化が評価を得ているものが、あまり、多くないということです。
例えば、国内で、バカのような値段がついても、国際的には、低い値段の評価となっているものが多いことです。
国際社会にあって、GDPレベルで、世界第二位の地位に、長年君臨しながら、文化・文明的な地位・評価は高くないのは、歴史的に言って、極めて、珍しいといえます。
何故かと考える必要があります。
「健康力」とは、人が生きる森羅万象を内包します。
そこで、「能力」を磨くことによって、「健康力」を征しましょう。
(Dr.BEAUT・ソフィーリッチでは、『「能力」でメタボリックシンドロームを予防する・・1』を話題としています)
(楽天、ミクシイでは、『「脳力」は「素肌美力」、「抗加齢力」に通ず・・1』を話題としています)
(はてな日記では、『オタピー茶の湯; 日常茶飯の「こころ」・・茶礼の喫茶・・夢窓疎石』を話題としていま)
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Friday, October 05, 2007
スクアレン(スクワレン)とコレステロール・・22
コレステロール合成 & 代謝とスクアレン(スクワレン、suqualene)・・16・・スクアレン(スクワレン)とコレステロールは素肌美のキー成分・・その5・・ビタミンDは、スクアレンから代謝合成される素肌美成分
以前から、日光浴が、ビタミンDを活性化して、ビタミンD3にすることはよく知られていました。
くる病などの原因となっていました。
今日、皮膚ガンの心配や、UVケヤー化粧品類の使用が普及して、皮膚でのビタミンD3の合成は落ちていると考えなければなりません。
以前は、ビタミンD3は、ビタミンで、人の体内では合成されてはいないと考えられ、皮膚にあっては、ただ単に、太陽による、ビタミンDのビタミンD3への活性化としての皮膚が想定されていたに過ぎませんでした。
しかし、ビタミンの定義から外れるといって良いような、体内合成系が、コレステロール合成、代謝系と関連して合成できるのです。
スクアレン(スクワレン)から、進むのです。
スクアレン自身が、皮脂成分としても重要であると同時に、ケラチノサイト(表皮角化細胞)でのコレステロール合成に関与しているのです。
加えて、皮膚のみならず、人の体内では、スクアレンを介して、ビタミンD合成系を有していることになります。
取り分け、皮膚にあっては、ビタミンDが合成されるのみならず、ビタミンD3への活性化にも重要な役割を果たしていることになります。
ビタミンDは、光老化といわれるシワ、シミ予防にも、大切なのです。
また、メラニン色素の沈着防止、コラーゲン合成の促進に関係して、シミ、ソバカス防止やシワ予防や皮膚の男性保持にとっても大切なの成分なのです。
ケラチノサイトの分化に関係して、ビタミンD3はケラチノサイトの増殖亢進が原因となる乾癬にも、有効な働きをしているのです。
血管壁の強化にも関与して、皮下出血防止にも役立っています。
コレステロール合成系の低下やスクアレン(スクワレン)の低下は、皮膚でのビタミンD3の合成系に影響があるとなります。
つまりは、素肌美障害となるのです。
(Dr.BEAUT・ソフィーリッチでは、「コレステロールは悪者では無い・・わが国の動脈硬化性疾患の心疾患、脳血管疾患の死亡率は、動物性脂質、タンパク質摂取量が上昇してから、低下傾向が続き、逆に、炭水化物、エネルギー摂取量は、低下を続けている」を取り上げています)
(楽天、ミクシイでは、「わが国の更年期以後の女性では、高コレステロールの心配は、ほとんど無し・・ムシロ、低コレステロールが問題」を取り上げています)
(はてな日記では、 『オタピー茶の湯; 日常茶飯の「こころ」・・茶礼・・夢想礎石』を取り上げています)
以前から、日光浴が、ビタミンDを活性化して、ビタミンD3にすることはよく知られていました。
くる病などの原因となっていました。
今日、皮膚ガンの心配や、UVケヤー化粧品類の使用が普及して、皮膚でのビタミンD3の合成は落ちていると考えなければなりません。
以前は、ビタミンD3は、ビタミンで、人の体内では合成されてはいないと考えられ、皮膚にあっては、ただ単に、太陽による、ビタミンDのビタミンD3への活性化としての皮膚が想定されていたに過ぎませんでした。
しかし、ビタミンの定義から外れるといって良いような、体内合成系が、コレステロール合成、代謝系と関連して合成できるのです。
スクアレン(スクワレン)から、進むのです。
スクアレン自身が、皮脂成分としても重要であると同時に、ケラチノサイト(表皮角化細胞)でのコレステロール合成に関与しているのです。
加えて、皮膚のみならず、人の体内では、スクアレンを介して、ビタミンD合成系を有していることになります。
取り分け、皮膚にあっては、ビタミンDが合成されるのみならず、ビタミンD3への活性化にも重要な役割を果たしていることになります。
ビタミンDは、光老化といわれるシワ、シミ予防にも、大切なのです。
また、メラニン色素の沈着防止、コラーゲン合成の促進に関係して、シミ、ソバカス防止やシワ予防や皮膚の男性保持にとっても大切なの成分なのです。
ケラチノサイトの分化に関係して、ビタミンD3はケラチノサイトの増殖亢進が原因となる乾癬にも、有効な働きをしているのです。
血管壁の強化にも関与して、皮下出血防止にも役立っています。
コレステロール合成系の低下やスクアレン(スクワレン)の低下は、皮膚でのビタミンD3の合成系に影響があるとなります。
つまりは、素肌美障害となるのです。
(Dr.BEAUT・ソフィーリッチでは、「コレステロールは悪者では無い・・わが国の動脈硬化性疾患の心疾患、脳血管疾患の死亡率は、動物性脂質、タンパク質摂取量が上昇してから、低下傾向が続き、逆に、炭水化物、エネルギー摂取量は、低下を続けている」を取り上げています)
(楽天、ミクシイでは、「わが国の更年期以後の女性では、高コレステロールの心配は、ほとんど無し・・ムシロ、低コレステロールが問題」を取り上げています)
(はてな日記では、 『オタピー茶の湯; 日常茶飯の「こころ」・・茶礼・・夢想礎石』を取り上げています)
Tuesday, October 02, 2007
スクアレン(スクワレン)とコレステロール・・21
コレステロール合成 & 代謝とスクアレン(スクワレン、suqualene)・・15・・スクアレン(スクワレン)とコレステロールは素肌美のキー成分・・その4・・ビタミンD3も合成される素肌美成分
コレステロールの合成 & 代謝系にあって、スクアレン(スクワレン)から、7ーヒドロキシコレステロールを経て、コレステロールが合成されることになります。
しかし、7-ヒドロキシコレステロールからは、ビタミンDも合成されているのです。
皮膚にあって、紫外線に暴露されると、ビタミンD3となるのです。
既に、述べてきましたように、スクアレン(スクワレン)は皮脂の成分であると同時に、そのスクアレン(スクワレン)からケラチノサイト(表皮角化細胞)で、コレステロールが合成されます。
更に、スクアレン(スクワレン)から、7-デヒドロキシコレステロールから、ビタミンD3が合成されるルートがあるのです。
ビタミンの定義は、体内では合成されない生理活性物質を意味するのですが、その定義からするとビタミンDは、今や、ビタミンから外す必要があるとなります。
丁度、太陽系の惑星にあって、冥王星を外されると同様の意味を内包しているのです。
コレステロール合成 & 代謝系にあって、ファルネシルピロリン酸からのルートで、コエンザイムQ10が合成されるようになると、既に、説明しましたが、そのコエンザイムQ10も、過っては、ビタミンの仲間と考えられていたのです。
それ故に、コエンザイムQ10は、今は、ビタミンから外されています。
人では、ビタミンAとEは、合成されていないと考えられていますが、ビタミンAもEも、植物では、コエンザイムQ10と同じく、ファルネシルピロリン酸から合成されているのです。
つまり、動植物にあって、トリトリペン、イソプレノイド構造を持った化合物は、このコレステロール合成 & 系と関連するルートを介して合成される大切な代謝系だと判ります。
コレステロール合成代謝系が、如何に生理活性物質と関連しているかを示すものです。
(Dr.BEAUT・ソフィーリッチでは、「コレステロールは悪者では無い・・わが国では、動物性脂質と動物性タンパク質摂取量が増加傾向となってから心疾患と脳血管疾患の死亡率は低下傾向となり、逆に、炭水化物とカロリー摂取は低下傾向にある」を取り上げています)
(楽天、ミクシイでは、「わが国の更年期以後の女性では、高コレステロールの心配は、ほとんど無し」を話題としています)
(はてな日記では、『オタピー茶の湯; 日常茶飯の「こころ」・・茶礼』を取り上げています)
コレステロールの合成 & 代謝系にあって、スクアレン(スクワレン)から、7ーヒドロキシコレステロールを経て、コレステロールが合成されることになります。
しかし、7-ヒドロキシコレステロールからは、ビタミンDも合成されているのです。
皮膚にあって、紫外線に暴露されると、ビタミンD3となるのです。
既に、述べてきましたように、スクアレン(スクワレン)は皮脂の成分であると同時に、そのスクアレン(スクワレン)からケラチノサイト(表皮角化細胞)で、コレステロールが合成されます。
更に、スクアレン(スクワレン)から、7-デヒドロキシコレステロールから、ビタミンD3が合成されるルートがあるのです。
ビタミンの定義は、体内では合成されない生理活性物質を意味するのですが、その定義からするとビタミンDは、今や、ビタミンから外す必要があるとなります。
丁度、太陽系の惑星にあって、冥王星を外されると同様の意味を内包しているのです。
コレステロール合成 & 代謝系にあって、ファルネシルピロリン酸からのルートで、コエンザイムQ10が合成されるようになると、既に、説明しましたが、そのコエンザイムQ10も、過っては、ビタミンの仲間と考えられていたのです。
それ故に、コエンザイムQ10は、今は、ビタミンから外されています。
人では、ビタミンAとEは、合成されていないと考えられていますが、ビタミンAもEも、植物では、コエンザイムQ10と同じく、ファルネシルピロリン酸から合成されているのです。
つまり、動植物にあって、トリトリペン、イソプレノイド構造を持った化合物は、このコレステロール合成 & 系と関連するルートを介して合成される大切な代謝系だと判ります。
コレステロール合成代謝系が、如何に生理活性物質と関連しているかを示すものです。
(Dr.BEAUT・ソフィーリッチでは、「コレステロールは悪者では無い・・わが国では、動物性脂質と動物性タンパク質摂取量が増加傾向となってから心疾患と脳血管疾患の死亡率は低下傾向となり、逆に、炭水化物とカロリー摂取は低下傾向にある」を取り上げています)
(楽天、ミクシイでは、「わが国の更年期以後の女性では、高コレステロールの心配は、ほとんど無し」を話題としています)
(はてな日記では、『オタピー茶の湯; 日常茶飯の「こころ」・・茶礼』を取り上げています)
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