高齢者と血中コレステロール値、LDL-コレステロール値、HDL-コレステロール値、及び、BMIのまとめ・・その14
・・・BMI(Body Mass Index)・・2
肥満度BMIが、18.5以下となれば、やせすぎとなり、死亡率も、急速に増します。
欧米のファション業界は、やせすぎのモデルの健康診断書の提出や出演禁止処置が取られるようになりました。
やせるために、ダイエットなどの誤りから、拒食症や過食症などに悩んでいる人が多くなり、社会問題となっているぐらいなのです。
以上は、前回に取り上げた課題です。
今回は、わが国の39歳以下の男女、及び、65歳以上の男女にあっての、BMIが18.5以下の危険域にある人達の分布%を示します。
BMIの状況を、性別、年齢階級別の資料(平成16年 国民健康・栄養調査報告 厚労省編)(第一出版)より算出したデータです。
BMIの男女別、及び、15~39歳、 65歳以上での分布%のまとめ
分布% のまとめ
年齢 男性 女性
15歳~39歳 22.2 55.9
65歳以上 47.3 50.3
以上より、女性の分布%から、50%以上の人が危険域にあるとわかります。
以下に、その内訳を、男女、年齢階層別の分布%を示します。
年齢 BMIの性別・年齢階層別の分布%
男性 女性
15~19歳 10.0 18.9
20~29歳 8.4 21.4
30~39歳 3.8 15.6
65~69歳 3.7 7.7
70~74歳 8.7 9.8
75~79歳 8.1 7.0
80~84歳 16.5 10.4
85歳以上 10.3 15.4
以上、やせすぎの対象として、女性の15歳~39歳までの人達、及び、高齢化に伴なった人達の中でも、取り分け、80歳以上で、増加していると判ります。
一方、男性では、平均寿命が、女性に比して、低いだけに、80~84歳で、高い%を占めているとわかります。
抵抗力の低下から、死因として感染症、ガンなどが増すことになりますから、BMIが18.5以下にならないように注意が必要です。
血中総コレステロール値の低下となる人は少なくありません。
BMIが、18.5以下の認められる人では、取り分け、コレステロール値に、一段と注意して、血中総コレステロール値は、180mg/dl以下、及び、LDL-コレステロール値は、100mg/dl以下にならないように、チェックが大切です。
その折は、我が 「ローコレステアラーム I」を思い出してください。 (ローコレステアラームIの詳細はこちら)
(Dr.BEAUT・ソフィーリッチでは、 「動脈硬化性疾患の新たなる危険因子・・スタチン系コレステロール低下薬と心血管病死・・海外の成績・・7」です)
(楽天、ミクシイでは、「素肌美障害とコレステロール代謝・・ステロイドホルモン・・10・・植物エストロゲン・2」です)
(はてな日記では、 『オタピー茶の湯; 日常茶飯の『こころ』・・16』です)
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