・・・脳とコレステロール・・2
人類の先祖が、地上に降り立ち、肉食動物の食べ残した骨片の肉を食べるようになって、脳の発育を促して、前頭葉の発達した今日的な人類の発展を見たのだと私は思います。
つまり、脳が必要とするコレステロールとグルコースの摂取に役立つことになったに相違ありません。
加えて、植物食品では十分ではなかったアミノ酸や脂質、ミネラル、ビタミン類などの栄養素の補給ともなりました。
人類が、多様な食成分を摂取するようによって、発展することが出来たことは、今日の食生活にとっても、忘れてはならないことと思います。
人類的高次脳機能を発揮する大脳の発達につながったに相違ありません。
人間らしい精神や知的活動は、前頭葉によってコントロールされています。
その調節に、セロトニンが関係します。
セロトニンによる調節と関係する受容体がコレステロールを必要とするといわれています。
血中コレステロール値が低いと、脳はセロトニン産生を低下して、暴力的、攻撃性が増すとの指摘がされています。
・ 自殺・事故死以外に、他殺、トラブルを起こして、不登校や停学になる生徒が多くなるとも言われるのです。
・ また、低コレステロールは、高齢者の認知能力が低下しやすい原因となるとも考えられています。
・ 眩暈、シビレにも、低コレステロールが関与するものがあるとのことです。
マダマダ、今後の研究が必要な領域にあります。
血中コレステロール値(TCH)、及び、LDL-コレステロール値(LDL-C)については、既に取り上げましたように、大櫛グループによる「コレステロール治療ガイドライン 2006.03」(大櫛陽一著「検査値と病気 間違いだらけの診断基準」)に示されています、TCHは180mg/dl以下にはしない、LDL-Cは100mg/dl以下にはしないとの提示は、重要だと思います。
(Dr.BEAUT・ソフィーリッチでは、「動脈硬化性疾患の新たなる危険因子・・スタチン系コレステロール低下薬と心血管死亡・・動脈硬化性疾患予防ガイドライン 2007年版によるリスク別脂質管理目標値」です)
(楽天、ミクシイでは、「素肌美障害とコレステロール代謝・・ステロイドホルモン・・植物エストロゲン・・大豆イソフラボン・2」です)
(はてな日記では、『オタピー茶の湯; 日常茶飯の「こころ」・・18』です)
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