高齢者と血中コレステロール値、LDL-コレステロール値、HDL-コレステロール値、及び、BMIのまとめ・・その15
・・・BMI(Body Mass Index)・・3
肥満度(BMI)は、 その判定として、25.0以上を、現在のところ肥満と判定しています。
既に、取り上げましたが、大櫛陽一著「検査値と病気 間違いだらけの診断基準」(太田出版)では、日本人の長生きとなるBMIは、男女、年齢を問わず、22~30だとあります。
「厚労省 平成16年 国民健康・栄養調査報告」(第一出版)には、肥満として、BMI25.0以上の性・年齢階層別の資料が取り上げられていますので、紹介します。
BMI25.0以上の性・年齢階層別分布%
年齢 男性 女性
15~19歳 13.0 6.5
20~29歳 19.9 5.4
30~39歳 28.9 8.3
40~49歳 32.7 17.9
50~59歳 30.8 24.1
60~69歳 29.7 29.9
70歳以上 25.5 26.7
以上より、男性では、BMIが25.0以上となる年齢分布は、40歳代から59歳にかけて、上昇しているとわかります。
一方、女性では、前回に示しましたように、年齢が、15歳から39歳にかけて、BMIが18.5以下のやせに属する人達が多い故に、25.0以上の肥満の人達は、低下している特徴があります。
50歳以上の更年期年齢では、肥満傾向の人は、増加して、60歳代の女性で、肥満グループの人は、一番多くなるとの結果です。
前述しましたように、大櫛本では、BMIが22~30レベルでは、死亡率に影響無しとありますから、BMIについては、18.5以下の低下による死亡率の増加に注意する必要があるとなります。
(Dr.BEAUT・ソフィーリッチでは、「動脈硬化性疾患の新たなる危険因子・・スタチン系コレステロール低下薬と心血管死亡・・海外の成績・・8・・心筋梗塞の既往のある人では」です)
(楽天、ミクシイでは、「素肌美障害とコレステロール代謝・・ステロイドホルモン・・11・・植物エストロゲン・イソフラボン・・1」です)
(はてな日記では、『オタピー茶の湯; 日常茶飯の「こころ」・・17』です)
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