Wednesday, June 06, 2007

低コレステロールが発病の危険を増す疾患・・1

   はじめに

 血中の総コレステロール値が、200mg/dl以下になると、それに伴なって、総死亡の危険が増す、つまり、死亡率は上がるとのお話は、既に、何度も、私の関連するページで取り上げてきました。

 取り分け、コレステロール値が、180mg/dl以下となれば、その死亡の増加の危険は、増してしまうのです。

 増加する死亡の原因となる疾患の代表が、ガン、脳出血、感染症、事故・自殺死なのです。

 また、心筋梗塞を始めとする心血管イベントによる死亡も増加してしまいます。

 その理由は、コレステロールは、人の命の基礎単位と言えます細胞の細胞膜を構成する必要にして、不可欠な成分となっているからです。

 その細胞膜の脂質成分の25%を占めています。

 その25%のコレステロールは、細胞膜の安定化と必要に応じた流動性を保つためには不可欠なのです

 また、コレステロールは、脳や神経組織、副腎、その他の臓器に多量に必要で、総体重のおよそ0.2%(100~150グラムとなる)におよびます。

 成人の体内に占める100~150グラムのコレステロールの内、その四分の一は脳に集中しているのです。

 それ故に、コレステロールは、脳神経系と深い関係にあり、神経障害、精神的安定性のみならず、認知障害にも大きな影響を与えます。

 つまり、コレステロールは、脳神経系の疾患予防にキモともいえるのです。

 そこで、低コレステロール血症に伴なって増すことになる疾患について知っておきましょう。

 (Dr.BEAUT・ソフィーリッチでは、 「動脈硬化性疾患予防の新たなる危険因子」を取り上げています)

 (楽天ブログ、ミクシィでは、 「ダイエットなどによる低コレステロールとなれば、何故に、素肌美障害となるか」を取り上げています)

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