そう・うつ病・・2
うつ病に伴なった血中コレステロール値が低下するとの報告は多いのです。
しかし、うつに伴なって、食欲の低下、減退が起こった結果として、血中のコレステロール値が下がってしまっていることも、少なくないと思います。
そうした食事摂取量に伴なった減少とは言えないケースも少なくないのです。
つまり、食事調査、体重減少などの変化を考慮しても、低コレステロールが原因としたうつ病や自殺者が増加するとの研究報告が出されているのです。
いずれにしましても、自殺者とうつ病とは、関係が深く、そうした人達に、血中総コレステロール値が低い人が多いとの事実があるのです。
低コレステロール血症によって、攻撃性、暴力性、衝動性、敵意性が増すとも言われるのです。
そうした原因として、脳内のセロトニンが関係しているとの研究があるのです。
セロトニン代謝とうつ病は深い関係にあります。
最近、うつ病やうつ傾向の人にSSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害剤)、SNRI(セロトニン・ノルアドレナリン再取り込み租顔剤)と呼ばれる薬が、良く用いられています。
セロトニンが神経細胞の活性化に関わっているからです。
セロトニン作動性神経細胞の機能低下が、うつ病、うつ状態に関わり、前述のような粗暴性や衝動性を増すといわれています。
加えて、低コレステロールが、脳内のセロトニン産生の低下やそのの作用を働きがたくするのではとも考えられているのです。
まだまだ、低コレステロールと神経、精神との関係は、研究されなければならない課題がほとんどと言えます。
(Dr.BEAUT・ソフィーリッチでは、「動脈硬化性疾患の新たなる危険因子・・診断基準の課題」を取り上げています)
(楽天、ミクシイでは、 「素肌美障害・・スクアレン(スクワレン)」を取り上げています)
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