高齢化とトリグリセライド(中性脂肪)・・その3
トリグリセライド(中性脂肪)の低値は、肥満のパラメターのBMI(Body Mass Index)が18.5以下の低体重のやせの人に多いのです。
また、低コレステロール値(180mg/dl)以下の危険域の人が、多いのが事実だと思います。
低トリグリセライド(中性脂肪)が危険域となるのは、血中トリグリセライド値60mg/dl以下となります。
そこで、今回は、厚労省の「平成16年度 国民健康・栄養調査報告書」(第一出版)より、高齢化(65歳以上)による、男女別、年齢階層別の低グリセライドを伴なう分布%を示します。
報告書では、血中トリグリセライド値が、79mg/dl以下となっており、60以下との調査とはなっていませんので、79mg/dl以下の分布%で示します。
年齢 トリグリセライド値79mg/dl未満以下の分布%
男性 女性
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65~69 11.3 14.8
70~74 19.4 14.5
75~79 22.7 10.0
80~84 28.8 15.1
85歳以上 45.4 21.3
70歳以上 23.3 13.6
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以上より、低トリグリセライド(中性脂肪)の危険性のある人は、男性に多いと判ります。
高齢化に伴なった危険性は、低コレステロール同様、男性にあります。
男性は、高齢化による厳しさに、女性より曝されていると、ご用心です。
(Dr.BEAUT・ソフィーリッチでは、「動脈硬化性疾患の新たなる危険因子・・BMI/肥満」 を取り上げています)
(楽天ブログ、ミクシイでは、 「素肌美障害とコレステロール」 を取り上げています)
(はてなブログでは、 『オタピー茶の湯; 日常茶飯の「こころ」』 を取り上げています)
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